映像作家 名取哲の初長編作 『ほとりの家で(英題:Chihiro|Akemi)』 第31回スプリト国際映画祭 長編コンペティション部門に 出品・ワールドプレミア上映が決定!

2026-09-03 10:00
「ほとりの家で」製作委員会
(C)2026「ほとりの家で」製作委員会

(C)2026「ほとりの家で」製作委員会

『ほとりの家で』製作委員会は、数多くのTVCMやミュージックビデオを手がけてきた映像作家・名取哲の長編初監督作品『ほとりの家で』(英題:Chihiro|Akemi)が、クロアチアで開催される「第31回スプリト国際映画祭(SPLIT FILM FESTIVAL)」(開催期間:9月11日~18日)の長編コンペティション部門に出品され、ワールドプレミア上映されることが決定したことをお知らせします。

『ほとりの家で(英題:Chihiro|Akemi)』公式サイト: https://satoshinatori.com/chihiro-akemi/

スプリト国際映画祭は、クロアチア最古の映画祭として1996年に設立され、今年で31回目を迎えます。過去には、独自の映像美学で世界中の映画作家に多大な影響を与えてきたクリス・マルケル、タル・ベーラ、ラース・フォン・トリアーなどの巨匠監督に映画祭名誉賞を授与するなど、その芸術方針とプログラムの質の高さに定評があります。近年では日本映画への注目度も高く、昨年の第30回開催では太田信吾監督の『沼影市民プール(2025)』がコンペティション部門に選出されオープニング作品として上映しました。第27回開催では、カンヌ国際映画祭ACID部門にも選出された山崎樹一郎監督『やまぶき(2022)』がグランプリを受賞するなど、メインストリームの枠にとらわれない、革新的かつ実験的なアート作品を高く評価することで知られています。今年も世界中から厳選された8作品が長編コンペティション部門に選出され、日本からは唯一『ほとりの家で(英題:Chihiro|Akemi)』が出品されます。

本作は、幼い息子を失った暗い過去をもつ主人公チヒロ(手塚真生)が、療養のため、夫のサトル(ソウジ・アライ)と訪れた湖畔の家での静かな生活の中、次第に彼女を取り巻く世界が揺らぎ始めていくネイチャー・スリラー。

主人公のチヒロを演じるのは大河ドラマ『青天を衝け(2021)』(NHK)や連続テレビ小説『ちむどんどん(2022)』(NHK)など、主にTVやCMなどで活躍する手塚真生。チヒロの夫・サトル役には、世界中の注目を集めたドラマシリーズ『Pachinko(2022)』(AppleTV+)で次男モーザス役を演じ、国内外問わず幅広い活躍をみせるソウジ・アライ。そして女性猟師のアケミ役を映画『BAD LANDS バッド・ランズ(2023)』に出演した縄田カノンが演じている。

監督コメント

この度、歴史あるスプリト国際映画祭の長編コンペティション部門に選出いただき、大変光栄に思います。
過去に参加された錚々たる監督方の名前を目にし、喜ばしい気持ちと同時に、身の引き締まる思いです。
撮影の舞台となった北海道の道東は、私が亡き師匠から狩猟を学んだ大切な土地です。今なお原初の姿をとどめるその地の原生林のように、純粋で野生味溢れる本作を、クロアチアの観客の皆様に観ていただける日が待ち遠しいです。

監督プロフィール

監督 名取哲 Satoshi Natori

映像作家/演出家
2002年、DEV LARGE(BUDDHA BRAND)のミュージックビデオで映像監督としてデビュー。
以降、PUSHIM、DJ BAKU、ILL-BOSSTINO(THA BLUE HERB)、B.I.G.JOE、環 ROY、中島美嘉、森山直太朗、Anyangoなど、数多くのアーティストのミュージックビデオを監督。また、HIPHOP専門番組BLACK FILE (SSTV)、TOYOTA、adidas、Googleといったグローバルブランドの広告映像演出を手がけ、東京、上海を拠点にアジア全域で活動。近年は、照井利幸とのライブアートインスタレーション「The Inside Out」の開催や美術作家SHOHEI TAKASAKIとのコラボレーションワークなど表現領域を広げている。本作『ほとりの家で(英題:Chihiro|Akemi)』は、初長編映画となる。

作品概要

映画『ほとりの家で(英題:Chihiro|Akemi )』

映画『ほとりの家で(英題:Chihiro|Akemi )』

ストーリー

入浴中の事故で幼い息子を失い、自責の念に駆られるチヒロは、療養のため夫とともに人里離れた湖畔の家を訪れる。そこで二人を出迎えたのは、言葉を話さない女性猟師アケミだった。チヒロは森の中へと入り、写真撮影に没頭するものの、食べることも眠ることもできず、生きた心地がしない日々を過ごす。一方、夫のサトルは、二人が共有するはずの喪失感と向き合うことを避け続け、チヒロは次第に深い悲しみの渦へと飲み込まれていく。

クレジット

出演         : 手塚真生(チヒロ)、縄田カノン(アケミ)、
             磯野駿英瑠(ユウタ)、ソウジ・アライ(サトル)
             米本学仁、内田春菊
監督         : 名取哲
脚本         : 工藤将亮
編集         : 横山昌吾
音楽         : 半野喜弘、テーマ音楽:アニャンゴ
プロデューサー    : 名取哲、縄田カノン、中村悟、朴昭熙
撮影         : 杉村高之、嶋村雄輝
美術         : 山内麻央
サウンドデザイン   : Keefar
カラーグレイディング : マックス・ゴロミドフ
VFX          : 栩平誠
PM          : 前島旭希
録音         : 藤田倫子
衣装         : 大石幸平
ヘアメイク      : 倉田明美、多田有沙
スチール       : 三宅勝士
特殊造形       : 百武朋
衣裳管理       : 松村ひらり
キービジュアルデザイン: 秋山怜美
制作プロダクション  : GunsRock
製作         : endless poetry、MamFive
             (2026年/日本/81分/カラー/5.1ch/
             原題:ほとりの家で/英題:Chihiro|Akemi)
             (C)2026「ほとりの家で」製作委員会
配給宣伝       : 石川綾

『ほとりの家で(英題:Chihiro|Akemi)』スプリト国際映画祭公式サイト
https://splitfilmfestival.hr/programme/chihiro-akemi/