読まれるニュースのポイント7つ

NEWSCAST運営事務局です。

今回は「ニュースの書き方」についてまとめました。
ただ伝えたい情報を書くだけではなく、ルールに則って書いていただくことで
見やすさだけでなくニュースを読んでいただける可能性が高まりますので
参考にしていただけますと幸いです。

読まれるニュースのポイント7つ
読まれるニュースのポイント7つ

書き方のポイント

①ニュースタイトルは、前半にキーワードを入れる

②冒頭文はニュース内容を読み手に伝える情報を

③ニュース全体の文章構成は「頭括型」「双括型」を意識する

④内容のまとまりごとに、見出しをつけ段落を分ける

⑤同じ語尾を繰り返さない

⑥改行を効果的に使う

⑦漢字のひらく・とじるを統一する

 

①ニュースタイトルは、前半にキーワードを入れる

ニュースタイトルに設定された文章は、Google検索などの結果一覧で一番大きな文字サイズで表示されます。しかし、表示される文字数の制限があり、検索エンジンやPC・スマートフォンなどの閲覧される端末によって後半部分の文章が「…」と省略されてしまいます。

Google検索の場合は、おおよそ以下の文字数まで表示されるようになっています。

<Google検索>
PC  :全角25文字程度
スマホ:全角30文字程度
※使用されている端末によって表示可能文字数は前後します。

上記のことを踏まえると、ニュースタイトルには主題となるキーワードを前半に入れることで、ニュースの読み手が求めている情報なのか、判断しやすくすることが重要になります。

PC画面 検索結果
PC画面 検索結果
スマホ画面 検索結果
スマホ画面 検索結果

GoogleのSearch Console ヘルプには以下のように記載されています。
https://support.google.com/webmasters/answer/35624?hl=ja

タイトルは、検索結果のコンテンツをユーザーが一目でわかるように表示し、クエリとの関連性が高い理由をはっきりと伝えるうえで不可欠です。どのサイトをクリックするかはタイトルで決定することが多いため、ウェブページには質の高いタイトルを付けることが重要です。

 

②冒頭文はニュース内容を読み手に伝える情報を

冒頭文に記載された文章は検索結果一覧で、ニュースタイトルの下に表示されます。

PC画面 検索結果
PC画面 検索結果
スマホ画面 検索結果
スマホ画面 検索結果

冒頭文の情報は直接的なSEO対策には結び付きませんが、検索結果一覧上のクリック率を大きく左右します。

その理由は、検索結果一覧でニュースの内容を推測できる材料は、基本的にタイトルと直下の文章だけだからです。

Google検索の場合は、おおよそ以下の文字数まで表示されるようになっています。

<Google検索>
PC  :全角90文字程度
スマホ:全角60文字程度

上記のことから、冒頭文では挨拶文や時勢などを長々と述べるのではなく、「だれが・いつ・どこで・なにを・なぜ・どのように」(5W1H)を簡潔にまとめることが重要です。

NEWSCASTは「要約」が検索結果一覧の説明文に表示される

NEWSCASTの場合は「要約」を設定すると、Google検索結果一覧に表示される説明文の箇所に挿入されます。

冒頭文に入れたい情報が長くなってしまう場合(長い企業名や商品名が含まれている 等)、略称に置き換えた文章を要約に入れていただくと簡潔な文章を検索結果一覧に表示することができます。

 

③ニュース全体の文章構成は「頭括型」「双括型」を意識する

WEBメディアの特徴として、
・読み手が求める情報でなければ、すぐにほかのサイトに移れる
・WEBページの上から下へ読む
・文章の総量(何ページあるか)がわかりにくい
が挙げられます。

上記のことから、読み初めの段階でニュースの結論が分かるように「頭括型」「双括型」の構成で作成するとWEBメディア上で読みやすくなります。

<参考>
文章の構成には「尾括型」というものがあります。物語などの起承転結、論文などの三段構成(序論・本論・結論)がこれにあたります。
はじめから文章の総量が目に見える新聞や雑誌などの紙媒体は「尾括型」が向いています。

 

④内容のまとまりごとに、見出しをつけ段落を分ける

同じフォントサイズで長々と文章を書くと、ニュースの主題がひと目では分かりづらくなってしまいます。
内容のまとまりごとに段落を分け、見出しをつけることで、読み手は求めている情報が見つけやすくなり、ニュースを読んでもらえる可能性が高まります。


見出し・段落なし

見出し・段落あり

検索エンジンではページの構造を見出しから読み取る

Googleなどの検索エンジンでは、ページの構造を見出しから読み取っています。きちんと見出しを付け、項目・内容ごとにまとめられたページほど、検索エンジンが内容を理解・判断して適切な検索結果にあがってきやすくなります。

NEWSCASTの「見出し(H2)」「見出し(H3)」「見出し(H4)」というタグは、検索エンジンの判断基準に対応しています。
判断基準に基づいた見出し付けのルールで構成しているので、各見出しを活用してください。

最も重要な見出し「H1」は、ニュースのタイトルに付けられています。

 

⑤同じ語尾を繰り返さない

文章の語尾は「です・ます」の敬体で統一します。
「~です」など、同じ語尾が連続すると単調になってしまうので、語尾がそろいすぎないようにして、リズムのある文章を心掛けると読みやすい文章になります。

 

⑥改行を効果的に使う

WEBメディアは、PCやスマートフォンなど画面越しに読むものなので、文字が詰まっていると、非常に読みにくくなってしまいます。
WEBメディアに掲載する文章は、「内容のまとまりごとに、見出しをつけ段落を分ける」の項目でも書いたように、文章の意味の切れ目や強調したい部分などで、改行を多めに用いるとブラウザ上でも読みやすいレイアウトになります。

ブラウザで表示される際の文章の折り返し位置は、PCやスマートフォンなどの端末によって異なるため、文末以外の文章の途中で改行を入れると、おかしな位置で文章が途切れた表示になってしまう可能性があります。

 

⑦漢字のひらく・とじるを統一する

文章のなかで、漢字表記をひらがなにすることを「ひらく」といいます。漢字表記が多い文章は、堅苦しく、読みづらい印象になってしまいます。
明確なルールはありませんが、ひとつの文章のなかで、ひらいている箇所・とじている箇所が混在しないように気をつけてください。

ひらく漢字の一例

・頂きます → いただきます
・出来ます → できます
・下さい  → ください
・有難い  → ありがたい
・宜しく  → よろしく
・致します → いたします
・事   → こと
・時   → とき
・程   → ほど
・所   → ところ
・様々  → さまざま
・是非  → ぜひ

ニュースリリース雛形集

ニュースリリース雛形集も用意しておりますので、上記の7つのポイントを踏まえて、より読まれやすくなるニュースリリースを作成してみてください。